ロフストランドクラッチいいね!
とある理由で、膝を悪くしてしまい、ある程度痛みは治まったものの、多発するロッキングに日々怯えなながら生活をしております。
そこで、このロッキングに少しでも対抗しようと購入したのが、この
ロフストランドクラッチ
歩行補助杖ですね。
介護の現場でもよく見る事のある杖です。
健康な身体で勉強のために使うのと、本当に身体を悪くしてしまって、この杖を使うのでは、使った感想が、全く変わってくるはずです。
と、いう訳で、せっかく杖が必要な生活になったのですから、介護職目線と利用者目線で、この杖の感想が書けそうです。
ロフストランドクラッチの感想
武器人間になった気分
夜にコンビニに行きたくなり、マンションの通路を、長い2本の杖を使って
カツカツカツカツカツ・・・・と歩いていると、ちょっと自分が
武器人間
になった気分になってしまいました。
「おいおい、お前は数ヶ月もすれば杖なし生活になるだろうけど、世の中には、生涯杖生活の人もおるのに、変な例え出すなよ!」
と思われるかもしれませんが、自分の歩く姿以外にも、理由があります。
ロフストランドクラッチの形を見てもらうとわかりますが、長めのトンファーのような形をしています。
しかも、このロフストランドクラッチ、100kgの体重にまで耐えれる丈夫な作りで、軽量なのでめちゃくちゃ振り回しやすい代物。
充分、武器として利用可能な代物です。
この杖を使い慣れるまで、エレベーターのボタンを押したり、腕に止まった蚊を叩き潰そうとしたり、痒くなった鼻をかく時に・・と日常生活の中で、何度振り回したことか・・。
結構危ないので、利用者さん的には、結構気を遣って生活されているのではないだろうか?
と感じました。
カフの部分にめっちゃ汗が溜まる
腕を固定する部分、この部分をカフと言うのですが、夏場に半袖だと、この部分にめちゃくちゃ汗が溜まって気持ち悪いです。
介護職の方々は、溜まった汗をこまめに拭き取ってあげるような、気配りをしてあげると、利用者さんは喜ぶでしょう。
また、溜まった汗をそのまま放置は、衛生的にもよくないですから!
逆に、長袖だと、汗は溜まり難いとは思いますが、季節問わず、カフの当たっている袖の部分が常に、汗で湿った状態になっているはずです。
衛生的に良いはずがありません。
何らかの対処をしてあげる方が、良いかもしれませんね。
荷物が持てない・・・
当然ながら、2本杖なので、両手が塞がり荷物が持てません。
買い物の時に非常に難儀しました。
2本杖を利用する場合はリュックや、ショルダーバッグにしなければなりません。
カートも使い難い
買い物の時に、カゴを持つ事ができないので、ショッピングカートを使う訳ですが、1本の杖をカートに立てる事はできるのですが、もう1本を立てるところがありません。
だからと言って、1本を使いながらだと、カート操作も難しく、これは中々、不便さを痛感。
2本杖も立てれるショッピングカートってあるんですかね?
よかったら教えてください。
公衆トイレが不便!
スーパーや公園などの公衆トイレで用をたそうにも、男子便器では、杖が邪魔になって落ち着いてできません。
洋式や多目的トイレを使うことになります。
が、男子トイレだと、個室は数が少なく、使用されていると、我慢しなければならなくなってしまいます。
ちょっと杖を立てかけれるようなモノがあると、わざわざ小用で個室を使わなくてもいいので、なんとかならんもんかなぁ・・と感じました。
傘立てのような感じで、杖たてがあるといいなぁ・・・・。
エスカレーターは危険すぎる!
2本杖でのエスカレーターの使用はかなり危険です。
到着した時に、こけそうになります。
まぁ、慣れもあるのでしょうが、極力エレベーターの利用を心がけましょう。
とは言っても、中にはエレベーターのない商用施設もあったりするので、要注意です。
ロフストランドクラッチまとめ
ロフストランドクラッチの2本使いは、めちゃくちゃ脚が楽で、1本杖よりも、歩行スピードが上がり、移動が楽になります。
カフのおかげで、前腕で身体を支えれる事もできて、安定し安心感もあります。
とはいえ、文中にも書きましたが、でっかいトンファーを持ち歩いているのと、あまり変わらないので、取り扱いに慣れるまで、周りに注意する必要があるのの、ステッキと比べて、置き場所に困り、大きいので、公衆トイレや満員電車なども結構邪魔に思われるかもしれません。
身体の弱い高齢者や、身体の不自由な方への配慮の啓発が必要ですね。
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