介護の職の宮原〜介護職にピカードを見せるな!〜

介護の職の宮原

ピカードとは(ネタバレ注意)

スタートレック好きなら、ご存知でしょうが、スタートレックのスピンオフドラマで宇宙連邦艦隊の伝説の艦長、ジャン・リュック・ピカードの活躍を描くドラマがアマゾンプライムビデオで見ることができます。

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シーズン2は、伝説的なジャン=リュック・ピカードと彼のクルーが、過去への大胆でエキサイティングな新しい旅に出ます。ピカードは新旧の友人を巻き込み、銀河の未来を救うために21世紀の地球の危機に立ち向かうことになります。

現在はシーズン2が放送されており、バーグという宇宙生物に艦を乗っ取られたピカード一は自爆を選択。

爆破後にパラレルワールドにピカードと仲間数人が到着。

話の流れから、パラレルワールドから元の時間軸へ戻ろうとするお話になるんだろうと、思います。

で、仕事が休みの昼間に、このピカードというドラマを見ていると、横から介護職をしている嫁登場。

一緒に見ていると

「この人(ピカード)歳とったよね〜」

と言ってきました。

ピカード演じる、パトリック・スチュワートは81歳です。

完全に後期高齢者で、認知症が入っていてもおかしくない年齢です。

「レビー小体型認知症ですか?」と嫁

ドラマの中で、全知全能の生命体Qとピカードが会話している場面になり、会話の途中でアンドロイドの召使いが、ピカードに話しかけると、Qは消えていなくなっています。

ピカードは召使いに

「彼が見えないのか?」

と聞いたときに嫁が

「ピカードさん、レビー入ってる?」

と聞いてきました。

レビー小体型認知症とは

レビー小体型認知症とは3大認知症の症状の1つで、脳の中にレビー小体という、タンパク質が溜まって神経を傷つけてしまい、発生する認知症と言われています。

特徴としては、症状はゆっくりと進み、初期の段階では、認知機能の低下が分かりづらく、認知症と診断するのは難しいと言われています。

また、幻視・・いわゆる幻覚が見えるのも、特徴の一つです。

ドラマ中にアンドロイドの見えないものと会話しているピカードを見て、介護職の嫁が

「レビー入ってる?」

と心配するのも無理はないところでしょう。

怒ってるピカードを見てさらに心配する嫁

パラレルワールドにて状況の整理がつかないピカードは、ドラマ内で何かと怒りっぽっくなっている。

怒りっぽいといえば、認知症の有名な症状の一つでしょう。

認知機能の低下により、状況が把握できなくなり、怒りっぽくなってしまう方も確かに多いのは事実。

また、感情を抑えることが認知機能の低下で、できなくなり、すぐに怒りを爆発させる事もある。

ただ、感情を爆発させるのは認知症の初期に多く、症状が進めば、怒るということすらできなくなってしまうので

「怒ってるうちは、まだ初期症状」

と考えるか

「症状が進んで怒ることがなくなったので一安心」

と考えるかは、非常に微妙な判断になりうる。

と、まぁそんな怒ってばかりのピカードを見た嫁は

「大変!レビーやし、認知症の症状バッチリ揃ってるやん!」

と心配し出す。

宇宙より病院連れて行ってあげて!(懇願嫁)

さらにドラマ内で、ピカードが、今の年月日を聞くようなシーンがあり、もう嫁は

「完璧に認知症やん!今の日付も分からんなってるやん!もう宇宙じゃなくて病院連れて行ってあげてー!」

と懇願し始める。

認知症の症状で多いのが、今現在が何年の何月何日何曜日か分からなくなるという事も多い。

前回の記事で紹介している長谷川式

介護の職の宮原〜認知症は早期発見早期治療を〜
認知症は怖い? 人間年齢を重ねていくと、身体のあちこちに、なんらかの症状が発生するものです。 膝が痛い、手が痺れる、腰が痛い・・・ もちろん、脳にもなんらかの症状が発生してしまう事もあります。 年齢がいってから、...

でも、初めに何年何月何日何曜日かを聞いているのは、そのためだ。

介護を学ぶとドラマが全く違って見える

さて、ハラハラドキドキのSFドラマ「ピカード」だが、私と嫁は介護職であるため、一旦介護の話が始まると、方向性がどんどん介護の話になってしまい、81歳のおじいちゃんが奮闘する姿に、違った意味でハラハラドキドキもしてしまう、いわゆる1度で2度美味しい?状態でドラマを見ることができる。

特にパラレルワールドモノの話では認知症に当てはめれる症状も、多く見られ、こんな場合はどう対処しようか?などと嫁と話す機会も増える。

介護や認知症の話になると、少々気が重い感じの講習になりやすくなるものだが、SFドラマを見ながら認知症についての講習を行うことができれば、楽しく受講する人も増えるのではないか?などと、今回ピカードを見ながら思ってしまった。

間違いなく、これから介護老人の人数は増え続け、同時に認知症患者の数も増え続ける。

1人でも多く、認知症や介護についての知識を持つ人を増やすことが急務の現在。

堅苦しい教育ビデオのようなものばかり作っているのは、どうか?と思う。

逆にパラレルワールドの人?

ピカード シーズン2第2話の終盤に主要メンバーが揃い、さあ!出発!となった時、嫁が

「ああ・・ピカード認知症じゃなかったんや・・ホッとした」

という嫁。

いや、どこまでお前本気で認知症って言ってたの?

と少し心配にもなったが、続けて

「もしかしたら、認知症って言われてる人の中に、本当はパラレルワールドから来た人もいるかもね」

なんて言葉を残して自分の部屋に帰ってしまった。

うん、確かにこの言葉は、ある意味深い。

「うわ!認知症!」

と思って付き合うより、パラレルワールドの人と思って付き合った方が、多少なりとも気分は楽になるはずだ。

知らんけど・・・。

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